SAAB C900S ブレーキローター交換

ブレーキをかけるとリアからたまにゴゴーと音がするようになった。同じころ、インパネ内のブレーキ警告等も走行中に時々点灯する。間違いなくリアブレーキパッドだろうと思いRockauto.comにて注文。どうせなら全部やってしまえとローターも合わせて買った。フロントで1枚約US$20、同リアUS$12、 ブレーキパッド(フロント)約US$8、リアも同じくらいの価格で安かった。

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部品到着後に作業開始、サイドブレーキは降ろしてジャッキアップ。音がする右リアを先にチェックするとパッドは完全に無くなって鉄のプレートで直接ローターを押している状態。ローターもレコード盤のような溝が付いて1ミリ程度段減りしていた。ローター買っておいてよかったと思った瞬間。。。クラシック900のリアは右だけ燃料タンクのおかげでせまく、レンチがちょっと振りにくい。緩める部分は、ピストンアジャスティングスクリューのカバーボルト(14mm)をまず外し、パッドピンボルト(HEX7)をキャップをはずしてから抜く。キャリパーとパッドが取れるのでサイドブレーキワイヤーをキャリパーから外す。パッドマウントを固定しているボルト(16mm2本と13mm2本)を外してローターを裸にする。ローターの固定はスタッドボルト(10mm)一本のみだがここで失敗。先にこれを緩めておかないとローターが一緒に回ってしまう。どうせ交換するのでローターをバイスではさみ、コンビネーションレンチで外すとローターがコロンと落ちてきた。
新品ローターを付けて逆の手順で組み付ける。キャリパーを付ける際にはピストンアジャスティングスクリュー(HEX4)をいっぱいまで緩めないとピストンが戻らないので気をつける。これは最後に締めてから1回転ほど戻し、カバーボルトを締めて終了。
DSCN0583s新品のローター。銀塗装でなく錆び止めでオイルが塗ってあるのでブレーキクリーナーで脱脂しておく。
DSCN0584s DSCN0582s交換後のローター。パッドはリア1枚が完全に無くなっていた。走行5万キロでこんなになるものなのか。。。4輪のうち、右リアのみが極端に減っているのでブレーキのバランスがよくないのかもしれない。

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