YGE ESCのセットアップ

300CFXのスピードコントローラーがダメになったのでホビキンのYEP 30A(YGEのパチもん)にしてみた。ついでProgrammingCard II も買ったので設定は簡単なのだけど、そこの設定項目を忘れないようメモ。

接続は、ESCからのケーブルを左、受信機からのケーブルを右に挿す。受信機側はスロットル。 設定には送信機はいらないのであとはバッテリーをつなぐだけ。あとは左下のボタンで設定項目を選択、左上のボタンで値を選択する。変更したら右下のENTERボタンを押すのを忘れずに。

LEVEL1(設定項目は上から名称、説明、300CFXでの設定値)

  • Timing(モータータイミング。ここでは18度)
  • Brake(ブレーキ。off)
  • CutOffType(ローボルテージでの動作。スローダウン、Lipo)
  • CutOffVoltage(カットオフボルテージ、3.1v)
  • Cells(使用バッテリーのセル数、4-15セルを選択、4セル以下は自動認識)
  • SpecialFunction(ここではスロットルのキャリブレーションの設定をする、以下詳細)
    ※ 送信機の電源を入れてこの項目でSTOPを選択し、スロットルのローにしてENTERを押す。あとはFullSpeedを選択してスロットルをハイにして同様にENTERを押す。

LEVEL 2(2ページ目のメニュー)

左上のボタンと左下のボタンを同時に押すとLEVEL2のメニューに入れる。LEDが高速点滅したらLEVEL2に入っている。もう一度同時に押すとLEVEL1に戻る

  • Act.FreeWheel/GovernorMode(Ancive FreeWheel-OFF)
    ガバナーモードはヘッドスピードが落ちたときに落ちないようにする設定、ここではGov.Store、Gov.、Fastが選べる。Gov.StoreのときにP-Gain(Proportional Gain)、I-Gain(Integral Gain)を設定するが、P-Gainは小さいヘリのときは弱く、大きなヘリの時は強くする。うちの場合0.7(最少)強すぎるとテール振動の原因に。I-Gainはヘッドスピードが逸脱して補正しきれないときの設定。P-Gainを大きくしたらこれも大きくする
  • StartupSpeed(アイドルアップに入れた時のスロットルスピード設定、Fast)
    離陸時、スロットルをあげたときの上がり方設定。
  • PWM Frequency(スイッチング速度設定、モーターのマニュアルで設定、8kHz)計算式 PWM = KV x Voltage x Poles / 20
  • StartupPower(スタート時の上がり速度。Auto1-32%)
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STUDIO XでAR7200BXの設定(Parameter編)

Studio XでのAR7200BXのパラメータ設定項目一覧。
(Setup設定項目はこちら)

studiox-parameter

Setupと同様にAR7200BXとPCを接続してStudioXを立ち上げ、「Parameter Overview」タブを選択した画面がこれ。受信機単体だとセットアップボタンを一度短く押して入った設定メニューと同じことがここでできる。基本的にフィールドで飛ばしながら自分好みの設定にするためのメニューということ。下記のAのみ飛ばしながらの確認。

ポイントA サイクリックセンターアジャスト

ピルエット中にぐらついたり急にピッチを入れたときまっすぐ上がらないときに設定する。絶対にプロポのトリムを使ってはいけないということで、ここでエルロン、エレベータスティックを動かして設定。リセットするときはラダーを動かす。

1. エルロンかエレベータスティックを設定したいほうに動かす。
2. スティックを何度か動かしてホールドし、トリム設定。
解除するときはラダースティックをどちらかに動かす

ポイントB. コントロールビヘイビア

ヘリの動作やレスポンスなどをプリセットされた設定にする項目。
OFF -> ユーザー定義
紫  -> ノーマル
赤点滅 -> スポーツ(デフォルト)
赤点灯 -> プロ
青点滅 -> エクストリーム
青   -> 送信機(送信機のD/Rやエクスポ設定を使うとき選択)

ポイントC. スワッシュプレートピッチアップ

1. 高速で前進飛行して、いきなりピッチアップを入れるとヘリは水平を保ったまま上昇するはず。
2. もし機首が上がり下がりするようならこの値を上げる。
3. 値が高すぎると動きがユルユルになるのでちょうどよくなるまで下げてみる。
4. いっぱいにしてもまだアップする場合はダイヤル1を増やしてみる。
5. それでもダメなら速くて強力なサーボに変えるかローターブレードを変えてみる。
OFF -> ユーザー定義
紫  -> 超低い
赤点滅 -> 低い
赤点灯 -> 中間(デフォルト)
青点滅 -> 高い
青   -> 超高い

D. テールヘディングロックゲイン

ジャイロがどれだけ強くテールを抑えておくかの設定。ピルエット時とかホバリング時にテールが安定していればいい。
1. まずこの値を「超低い」にして送信機のヘディングロックを最大にする。
2. AR7200BXのゲインを上げて行き好みの位置にする。

E. スティックデッドバンド(中央不感帯)の設定

エレベータとかエルロンスティックを動かして放したときなど、反動でスティックが反対側に動いてしまう場合にそれを検知しないための設定。大きくするとニュートラル付近がダルになるので注意。

F. テール RevoMIX

AR7200BXはテールのトルク変化を補正したりするので、テールの抑えが足りないときとか、ハイパワーの電動ヘリとかのパフォーマンスを改善する。
紫  -> OFF
赤点滅 -> 低(ノーマル方向)
赤点灯 -> 高(ノーマル方向)
青点滅 -> 低(逆方向)
青点灯 -> 高(逆方向)

G. サイクリックレスポンス

サイクリックの入力に対する反応速度の設定。

H. ピッチブースト

3Dフライトでピッチをガツンと入れたときにピッチの反応をアグレッシブにするための設定。

I、J、Kのガバナー関連設定がファームウェアVer4から追加。

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STUDIO XでAR7200BXの設定(Setup編)

AR7200BX本体だけでも設定は簡単にできるけどStudio Xで設定すれば全設定項目が一画面で見られるのでとても楽。というわけで設定項目一覧。
studiox-setup

Studio Xを起動してAR7200BXを接続し、BECにバッテリーを接続するとすぐに認識するので「Setup Overview」タブを選択すると上記画面になる。
A~NはそれぞれAR7200BX上の項目に対応してるのでそのまま設定を選んでやればOK。ちなみに「*」のついた値はFactory Default。
E、J、K、Lは前回のポストで設定した実際に機体と送信機を使って設定する項目。

注意事項:
スワッシュサーボをノーマルのE-FliteDS76からSpektrum H3020に変えたら300CFXのデフォルト設定と一部変わってしまった。

  1. 項目I スワッシュサーボ方向(ノーマル紫 -> 青)
  2. 項目M スワッシュセンサー方向(ノーマル青 -> 赤)
  3. 項目N ピルエット補正方向(ノーマル紫 -> 赤)
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AR7200BXで300CFXを最初からセッティング

先日AR7200BXのファームウェアをアップデートしたら設定がリセットされてしまったので最初から300CFXのセッティングしないといけなくなった。手順とか設定とか忘れないようにメモメモ。基本的にMicroBeastと同じ。

まずはサーボの直角をきっちり出す作業。ここでは送信機もバッテリーとBECも必要。とりあえずサーボ方向とか大まかな設定は終わっていることが前提として話を進める。AR7200BXの電源を入れたらセットアップボタンを数秒、LEDが点滅から点灯になるまで押してセットアップメニューに入る。で、以下。

1. スワッシュサーボの直角出し。(セットアップポイント「G」)

(1) セットアップメニューで、セットアップポイントA−Fを飛ばしてGまで行く。
(2) ラダースティックでサーボ選択。紫はエレベータ、赤はエルロン、青はピッチ。
(3) エレベータースティックでサーボのセンターを調節。できたら分度器とか使って正確に。
タイムアウトがないので気をつける。終わったらセットアップボタンを押して終了、サーボとか外して調整していたら機体に付ける。

2. サーボリンケージの長さ調節

通常はキットのマニュアルにしたがってサーボリンケージロッドの長さを設定すればOK。以下は 300CFXの場合。(マニュアルに記述なし)
(1) スワッシュプレートの可動範囲を測り、ちょうど可動範囲の中心にくるようにリンケージロッドの長さを調節
(2) リンクを3本とも同じ長さにする(300CFXとLynxのロープロファイルシャフトで48mm)

3. ローターピッチの0度出し。

(1) 送信機でピッチがちょうど中心(アウトプット50)になってるか確認。
(2) スワッシュが真ん中にきてるか確認
(3) ピッチゲージを付けてフライバーレスリンケージの長さを調節し、ピッチが0度になるよ うにする。(2−(2)と同じセットで39mm)
再びAR7200BXの電源を入れ、セットアップメニューに入る。

4. サイクリックピッチジオメトリーの設定(セットアップポイント「J」)

セットアップボタンを押して「J」まで行く。
(1) ローターをテールブームと並行になる位置にしてピッチゲージを付ける。
(2) ピッチ0度を確認。0度になっていない場合は2、3に戻って0度になるまでやり直す。
(3) エルロンを動かし、ピッチゲージが6度になるようにする。
(4) LEDが青ならOK。赤、紫、オフだったら何やら問題があるのでチェック。
サーボホーンが短いとか、ブレードグリップのレバーが長いとか。。。

5. コレクティブピッチの上下動作範囲調整(セットアップポイント「K」)

上下ピッチが+-それぞれ最大12度になるようにする
(1) ピッチスティックをいっぱいまで上げてそのままにする。
(2) ラダースティックを左右に動かしてピッチゲージが12度になるようにする。
(3) 決まったら、今度はピッチを下げて(2)と同じことをやる。

6. スワッシュプレート動作リミット設定(セットアップポイント「L」)

(1) ピッチとエルロン、エレベータを全部いっぱいまで動かす
(2) サーボ、スワッシュ、リンケージが足りてないかなどをチェック。
(3) ラダースティックを動かしてリミッター位置を設定。ランプが青でなく、オフや紫だったら動作範囲が足りないんのでサーボホーンを長くとかする。
注) この6は今後リンケージとか何か変えたら必ずチェックすること!!

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AR7200BX ファームウェアアップデート

image

AR7200BXのファームウェアがストック状態でVer.2なのでアップデートしてみた。
メモ代わりに手順を記録。とりあえず以下が必要なもの。なおMicroBeastのファームウェアとはハードウェア的に違うため使えないとのこと。

1. AR7200BX これがないと始まらない
2. BeastX USBインターフェイス
3. STUDIO X ソフトウェア
4. ファームのファイル
まずはここ(http://ar7200bx.beastx.com/)からSTUDIO Xソフトウェアをダウンロードしてインストール。MacOSX版とWindows2000/XP/7/8どっちもある。
studiox-firm

1. STUDIO Xをインストールして起動したらUSBインターフェイスをPCに接続。ドライバがインストールされるまでしばし待つ。
2. 終わったらUSBインターフェイスとAR7200BXを付属のケーブル(ながーいサーボ延長ケーブル)で接続。挿入する場所はググってもでてこなかったのでとりあえずBIND/DATに接続
3. AR7200BXに電源を投入。というかバッテリー接続。

 

するとSTUDIO Xが認識して受信機タイプを表示するので、ここからシリアル#をコピーして先ほどのAR7200BXウェブサイトのシリアル番号入力窓にペースト、ファームのバージョンを選んでメールアドレスを入力して「Submit」をクリックすると入れたメールアドレスに送られてくる。ファームのバージョンは、先週見たときはまだ3だったのに4がリリースされてる。なんでもニトロ機でガバナーモードがサポートされたそうな。それはいらないけどStable版と書いてあったのと最新版なので4を選択。BETAと書いてあったらさすがに怖いけど。。。
studiox-01

次はSTUDIO Xの上部「UpdateFirmware」タブを選ぶと下記の画面になるので、メールで送られてきたファームウェアファイルを選択してアップデート! 終了まで待つ。
なお、ファームをアップすると設定はすべてリセットされるので再設定が必要。また、設定も含めたバックアップがとれるのでバックアップしとくといいかも。
studiox-02

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